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REPORT

保水性舗装用ブロックの飾西が及ぼす視覚障害者誘導とヒートアイランド対策への影響について


路面の色彩が及ぼす路面温度への影響

エコジャーナル VOL.3で既報の通り、保水性舗装用ブロックは保水した水分が蒸発する際の気化熱により、路面温度上昇を抑制し、ヒートアイランド対策として有効であると期待されています。
また、舗装の色彩は、景観性を優先考慮して決定する場合が多いと思います。明度が小さい場合も、保水性インターを採用することで同じカラーの他舗装と比べ、路面温度上昇抑制が期待できます。

路面温度の明度と温度の関係(室内照射実験)


視覚障害者の誘導に適したカラーの提案

交通バリアフリー法の施行などを受け、誘導ブロックと周囲舗装の色調について、視覚障害者の誘導に支障が無く、景観性にも配慮するユニバーサルデザインの研究がされてきました。評価は以下の式により算出される輝度比で行なうことが「道路の移動円滑化整備ガイドライン」などでも示されており、その値は2.0程度確保することとされています。


輝度比

明度と輝度は傾向が似ています。路面温度に配慮すると輝度比が満足できなくなってしまい、輝度比を大きくしすぎると、景観性に違和感が生じ、路面温度も上昇し易くなってしまいます。
輝度比:1.1

路面温度は上昇し難いが、視覚障害者の誘導に課題があります。
輝度比:2.0

視覚障害者の誘導に配慮でき、景観にも路面温度上昇抑制にも効果的です。
輝度比:3.2

誘導ブロックが目立ちすぎて違和感があり、路面温度も上昇し易くなります。


明るめの舗装のスリーポイントアドバイス
明るめの舗装で視覚障害者の誘導に配慮するには、次のような方法があります。

1.誘導ブロックを縁どる方法
誘導ブロックを識別しやすくするために輝度比が大きくなるブロックを誘導ブロックに隣接させて縁取る方法。
2.輝度比の逆数を用いる方法
周囲舗装の輝度を誘導ブロックよりも大きくし、輝度比の逆数で2.0程度とする方法。
3.グレーの誘導ブロックを用いる方法(参考)
誘導ブロックの色彩をグレー色などとして輝度比を確保する方法もありますが、一般的に誘導ブロックは黄色と認知されています。

いずれの方法をとるかは条例や周辺環境等を考慮して決定すると良いでしょう。

REPORT
Vol.6 保水性舗装用ブロックの色彩が及ぼす視覚障害者誘導とヒートアイランド対策への影響について

Vol.5 次世代ユビキタス社会をめざして

Vol.4 ユニバーサルデザインの素晴らしい舗装「太田市南一番街」

Vol.3 屋上緑化の施策と和みの提案

Vol.2 省資源・省エネルギー公園「いせさき市民のもり公園」

Vol.1 「ソニーイーエムシーエス株式会社木更津テック」の環境活動紹介


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