「へい」は古くから防犯や目隠しなど人々が安心して暮らすことの出来る環境を作る役割を果たしてきました。また狭い国土に生活するわが国では、敷地境界の表示としても重要な役割を果たしています。
しかし年数を経たコンクリートブロックの表面は、降雨や降雪などの気象による要因や、カビやコケ又はホコリ等の浸透により汚れや黒ずみを生じてしまいます。
光触媒型酸化チタンは太陽光や蛍光灯などの光に含まれる紫外線を浴びて有機物を酸化分解します。
その浄化技術を応用した組積材が「ソアラブリック」です。
表面に光触媒処理を施してあるので通常のブロックに比べ汚れがつきにくく、光をエネルギーとしているので効果は半永久的です。
写真の施工例では2年間経ってもきれいなままで、汚れにくい『へい』であることがわかります。
食紅をブロックに塗布して太陽光のあたる場所に放置しておいた結果、「ソアラブリック」のほうが輝度が高く(明るく)、つまり汚れが分解されてきれいになっていることがわかりました。
光触媒型酸化チタンは表面の汚れを分解するだけでなく大気中の有害物質も分解します。
右に示したグラフは「ソアラブリック」の屋外での大気浄化性能を検証した結果です。実験によると光触媒処理面1m
2
当り1日で13.8m
3
、言い換えると「ソアラブリック」を10m
2
施工すると1日で25mプール約1杯分の空気を浄化する計算になります。
光触媒処理品は1日当り未処理品の約6倍の処理量が確認されました。これは未処理品がブロックの吸着作用による減少であるのに対し、光触媒処理品は光触媒効果により吸着と分解を繰り返しているためといえます。
汚れにくい「へい」のおはなし